自給自足生活

先週から全日本鼻水選手権があったらベスト5くらいには入れそうな勢いでカゼひいてましたが、ようやっと落ち着いて一安心。
そんな中、『今、東京に来てるんだけど』と連絡があり、10年来年賀状のやり取りをしているお友達と会ってきました。
その人は予備校時代に夏期講習とかで知り合った香川県の人なんだけど、その後地元に戻ってしまったので大学以降は1回くらいしか会っておらず年賀状のやりとりだけなので、ぜひ会っておきたかったんだよね。
というのも、毎年いただく年賀状の内容が
『陶芸作家の弟子になりました』『結婚しました』あたりは理解できるものの、
『土地を借りて自分で家を組建てました。野菜も作って自給自足生活です』あたりから『???』となりだし、その後も、
『工房とカマも作りました。作家生活です。』
『今年は2つ目の家を建てました。』と、山暮らしのワイルドすぎるな生活が目に浮かぶ年賀状で、いったい何がおこっているのか、ぜひ確認したかったんだよね。
久々に会う彼は、相変わらず眉毛太くて面白いムードで、自分で家を組み立てる事になった経緯、粘土の話、芸術の話、子供の話、建てた家の話、今回東京に来た理由の話(テレビの収録)、台風で家が飛ばされそうになった話(未遂)、野良犬に殺されたヤギの話などなど。
はたから聞くと『田舎の自給自足暮らしに憧れていきなし旅立っちゃう自分探し系の若者』風に聞こえがちなシチュエーションですが、全然そんな事なくとても彼らしいもろもろの展開にいろいろ納得し、そして出不精な東京都民からすると香川ってちょっと遠くてなかなかいけないけどぜひそのうち遊びにいくよー、と言いたくなるような、とても楽しい再会となったのでした。