秋の気配の深まる中、ジュニアとバスにのってお出かけしたら、バス停に、踏まれたコガネムシの死骸があったのね。
「カナブンー。死んじゃってるね」といってジュニアが手に取ったんだけど、新宿駅前で、アスファルトとコンクリートの地面で土もないので、
「踏まれないようにはじっこにでも置いといてあげれば?」とか言って捨てさせようとしたんだけど、なんかうつむいて固まってて、捨ててくんない。
「あれ。どしたの?」って聞いて、ジュニアの顔を見てみたら、泣いてるー!
「カナブン、しんじゃってぺちゃんこになっちゃって、もう飛べないし、遊べないなーって思ったら、悲しくなっちゃったの・・・」
・・・まじで?カナブンごときで感受性豊かだなーおいっ!
結局そのあと、上野に出るまでカナブンの死骸を握りしめてって、公園で「また来年あそぼうねー!」って言いながら、埋めてきました。
まあその前の週には、アリンコを踏み潰して遊んでたんですけどね。
感受性豊かすぎて、ちょっとだけ不安になりつつも、豊かな情操が育ってるなぁと感心しちゃったよ。