電車で読書

マニュアル本世代に生まれた俺としては、逆説的なんだけど、マニュアル本に嫌悪感を持ったりするわけです。
なので、「モテマニュアル」「完全SEXマニュアル」とかって本とかは(立ち読みする分にはいいけど)実際に家に置いといたり電車で読んだりするのはちょっと恥ずかしい。それなら「風と樹の詩」を電車で読むほうがまだマシ。
でも今って「ライフハック」みたいな新書とかも流行ってるし、マニュアル本も結構市民権を得てきているんだろうか。電車の中で読んだところで恥ずかしいと思っちゃうのは、もはやただ単に自意識過剰?!
なんて事を思いつつ、友達とかと「どこまでだったら電車の中で、カバーもかけずに読めるか?」ってのを話してみた。

■「MENS KNUCKLE」
→格好のジャンルが俺とかとあからさまに違うから「ギャグかな?」って見えそうなので読めます。むしろ、MENS NONNON とかのほうが中途半端で恥ずかしい。
■「NANA」
→少女マンガでなおかつ流行りものだし、34のおっさんが見るには恥ずかしい。それなら「キャンディキャンディ」とか古いものとかのほうが許せる。
■「夢をみるゾウ」
→「脳内革命」とか古い自己啓発ものは痛いけど、流行のベストセラーだしまだ読める。
■「金持ち父さん」
→これはちょっと恥ずかしいなぁ。
■「スローセックス実現マニュアル」
→これはムリ。でも、あえてギラギラなチョイ悪オヤジファッションで読んでる姿を見せ付けたい気もする(誰にだ)
■「ロマンス文庫」
→これもムリ。そこまでまだ吹っ切れてるオヤジにななれません。
■「人間失格(新装版)」
→表紙がデスノートの人の奴だよね。むしろ『ニワカ文学気取り』みたいな感じで恥ずかしいなぁ。

って感じでした。
そういやなぜかキオスクでは官能小説が売ってるけどあれってなんでなんでしょ?
電車の中で平然と官能小説が読めるようなオヤジに早くなりたいですね。