おしばい

ここ数年、めっきりテレビドラマを見なくなってしまった。最後に見たのは「女王の教室」?そういえばこの間たまたま「プロポーズ大作戦」見たな。結構面白かったけど三上寛があまりに老けててびびった。時間って怖い。
ドラマって、見ればそれなりに面白いんだけど、毎週同じ時間に家にいなきゃいけないのも面倒だし、だからといって予約録画するほどの情熱もない、ってのが見なくなった原因としては大きい。
『今のテレビドラマ業界はダメだ。最近のドラマって薄っぺらい俳優の出ている薄っぺらい大衆迎合の作品が多くて見るに耐えない。昔はもっと良質のドラマが沢山あった。』とか言うのは簡単だけど、それは単に懐古オヤジの酒場トークに近いものがあるので言いたくない。
でもー。どうしても最近のドラマの、終わり15分くらいの「主役が語る」ってシーンがどうしても気になる。中谷美紀とかが(イメージです)「みんながんばって生きてんだよ!」とか、まわりのわかってない人とかに語るシーン。
1時間ドラマだと
お話が始まる(15分)→さらに色々ある(15分)→収集がつかなくなる(15分)→主役が熱く語ってまわり改心(10分)→ちょっと笑わせておしまい(5分)
って、水戸黄門的な黄金パターン。
なんか、パターンとしてはスカっと痛快でいいんだけど、えらく芝居が下手に見えるのは何故?日常であんなふうに熱く説得力をもって語る人なんて実在しないから?このパターンのせいで、俺の中で日本人俳優の評価がものすごく下がってるんだけど。
みんな気にならないのかなー。