冷静と情熱のあいだ

やっぱしベストセラーも読まなきゃなぁ、とちょっと前に買った、『冷静と情熱のあいだ』(blu)を読んだんだけどさ。読みながら3回くらい本を投げつけたい衝動に駆られる。なんなのあのウジウジしたストーリーは!めぞん一刻以来のじれったさだよ!コレ読んで日本の大多数は『感動した!』『純愛!』とかつってるわけ?ならば俺は日本人じゃなくていいよ!俺もフィレンツェに住む!(嘘)ってくらいのウジウジ話。
まぁ、映画は竹之内豊とケリー・チャンって事で美男美女。まだ
『傷ついたいい男といい女ってステキね・・・』
って思えるかもしれませんが、原作は辻仁成、あの面でウジウジ悩んでる様はどう考えても納得いかない*1
登場人物たちが妙にハイソで国際的なのも気に食わないし、そのわりにみんながみんな自分の事しか考えてないのも意味不明。その割に、なんか失敗するたびにウジウジ悩むし。もうなんなんだ。
と、言うわけでかなーりムカムカしながら読了。あまりにムカついて赤バージョンも読まなきゃいけない気分になったじゃないか!

*1:でもそういう所が中山美穂のハートをゲットしたのかも?