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シュワルツェネッガーが州知事になりましたね。アメリカの片田舎のマッチョ知事の事なんて別にどうでもいいんですが、式典の挨拶の映像がなんか偉そうで笑っちゃいました。
『財政危機はとても乗り越えられなそうだが私はボディービルを通し、人は自分が思いこんでいるよりも力の限界が高いということを学んだ。力を合わせれば州を持ち上げることができるはずだ』て。
やっぱ筋肉かよ！
政治の世界ってカリスマ性やパフォーマンスが大事なのはわかるんだけど、ちょっと斜にかまえて端々を見てると、安物のアイドルを見てるようで結構楽しい。
歌謡曲とかで
『二人だけの』とか『あの場所』とか『日々に追われて』とか『忘れてしまったなにか』
みたいな頻出ドラマチックキーワードってあるけど、そういうのがアメリカのえらい人の発言にも沢山でてる気がする。戦争の時の大統領発言とかも
『これは戦争だ』とか『国民の為』とか『愛』とか『守るべきもの』とか『正義』とか『自由』とか『世界の平和』とか色々、
勇気と正義と神を信じてるバカなアメ公たちを煽り立てるには完璧なキーワードがちりばめられてて、なんかハリウッド映画みたいだったし。
言葉って口にする事で嘘っぽくなったりする上、本当に心の中にある気持ちを曲がらないように伝えるのは非常に難しくて。
ヒットソングプロデューサー並にドラマチックキーワードを使いこなす事ができたら、完璧な嘘で大感動させる事もできるんだろうけどね。でも俳優でもない一般人の僕らは、顔や行動や態度で示し、さらに言葉を吟味して本当の気持ちを伝えなくちゃいけない。
本当に楽しい時には笑い、美味しい時には口いっぱいほおばり、愛してる人にはとびきりの笑顔で。そう思って過ごしている俺にはやっぱし大統領発言とかって芝居がかっててなんか笑っちゃうんだよね。
まーなにはともあれ、検索すると簡単にチンコ写真が見つかっちゃうような知事さんですが、がんばってってもらいたいもんです。