ミュージカル「ピピン」をヒカリエで見てきました。今年の輸入ミュージカル3本目。
カール大帝の息子ピピンの自分探しの物語…って体のストーリーだけど、だいたいフツーの青年の自分探しの話で、豪華なサーカス風の演出と、ボブフォッシーのエロい振付けが見どころ。
サーカスもダンスも歌も演出もとてもよかった。シルクドソレイユみたくぼんやりしたストーリーではなく、はっきりしたストーリーがあって、演出と結びついてるのもよかった。最後の大どんでん返しみたいな演出に唖然として、カーテンコールのタイミングを失ったりしたけど。
思春期のきらめきをサーカスに見立てたのかな。
ミュージカルの映画化ってよくあるけど、これはさすがに映画化しても面白くならないだろうな・・・というか、生でみるのに意味があるって感じだった。