三つ子の魂百まで


人の性格は、うまれつきのものもあるけれど、それまでの経験と記憶によってつくられるものだと思う。楽しかったことが沢山あれば楽観的になったり、やさしくされたらやさしくしてあげたくなったり。
そんなことを考えながらジュニアをみてると、「三つ子の魂百まで」ってのは、ある程度本当なんだろうな、と思う。


3歳くらいまでは、記憶や経験ってあいまいで、その瞬間だけで過ごしている動物みたいなものなのだけど、3歳くらいから急に「あした」「きのう」「やりたいこと」「やりたくないこと」とかの、「時間と経験」の意識がとても強くなってきている。
俺も、最古の記憶は幼稚園に行く前の準備期間中の記憶だし。


きっと、いわゆる文字とか数字とかの知識面での「幼児教育」とかってのは、そんなに大事なことではなくて、行動のベースとなる経験を積んできた3歳くらいの時までに、「なにがあったらどんな気分になるのか」とかってことを、うまく誘導することができたらきっと、いい性格になるためのベースになるんだろうなぁ。


そんなジュニアは最近、時間の概念を使いこなし中なのだけど、「過去」のことは全部「きのう」って言っています・・・。
この、まだ寒い春の日にいきなし「きのうおよいだよね!」とか言うので、何事かと思います・・・。