ニート

当初とイメージが変わっちゃう言葉ってあるよね。『オタク』とかも当初はマニアの人が『おたくさぁ』って言うのがルーツだったけど今では単に『マニア』とか『キモち悪い人』を指す言葉になってるし、『コギャル』も『ギャル』のちっこい版って事で当初はそんなにひどいイメージ無かったのにすでに単にヤンキーを指す言葉になってるし。
ニートという言葉を初めて聞いたのは『トレインスポッティング』が流行った頃だったかな。
『無職、無学、無希望なロンドンの若者達は、クラブに通い麻薬の売人になったり無軌道な行為に走り、社会では問題視されている』
とかなんとかかんとか。んでもってトレインスポッティングも変にカッコいい映画だったもんだから『こいつら相当人生終わってるけど、ニート楽しそうじゃねーか!』なんて思ってたんですが。
ここ最近日本でもニートという言葉が定着してきて、もうすっかり慣れたけどたまに当時の『ニート』のイメージとのギャップにめんくらったりします。
ロンドンのニートはクラブで無軌道なセックス走るけど、日本のニートは家でエロゲでオナニーに耽る。
ロンドンのニート麻薬中毒で売人で日銭を稼ぐけど、日本のニートネトゲ中毒になってアイテムをヤフオクで転売して日銭を稼ぐ。
日本のほうがかなりインドアな感じで体弱そうですが、ハイテクを駆使しているあたり将来の可能性は多少あったりするのかな?相当トレインスポッティングとイメージ違うし相当格好わるいし、ロンドンにしろ日本にしろダメ人間なのは変わらないですが。