オトナの味覚と子供の味覚って違うよね。たまにこの歳になっても
『トマトとピーマンとにんじんが嫌い』
とか言っちゃう人がいたりして、つい
『えぇ!にんじん嫌い?!味覚がガキなんじゃないの?好物はハンバーグとミートソーススパゲッティでしょ?お子様ランチばりにハタ立ててやろうか?』
とかからかいたくなっちゃうんだけど、ねるねる系の真っ赤な駄菓子とかたぶんもう食えないし。
で、この間、20年ぶりくらいに『万世』でステーキ食ったんですが、子供のとき親に連れられて食べたときは
『こんなうまいもんが世の中にはあるのか!』
って感動してたのに、その時ほどの感動は無く(まぁまぁおいしかったけどさ)味覚がオトナになっちゃったんだなぁ、ってのをなんか実感し寂しくなったりしてました。
確かに今までの20年間に他においしいものをたくさん食べてはいるけれど、なんか
『別れた元彼女に久々にあったら"フツー"だった』
みたいな寂しさ。思い出は思い出で、そっとしといたほうがよかったのかも。