前に「おとぎ話」が沢山のってる本を買ったので、よくジュニアに読むんだけど、いろいろ読めば読むほどテンションが下がる。
「アリとキリギリス」くらいなら教訓入ってるからまだいいんだけど
「フランダースの犬」とか、いじわるされて犬と一緒に死にました。これがほんとの犬死に!かっこわらい、みたいな感じだし、
「マッチ売りの少女」とかも不幸なだけだし。
「すずのへいたい」とか、心中(しんじゅう)の心意気を小1に説明するのが難しかった。
「パンドラの箱」とか、ギリシャの神々の自分勝手さと、パンドラの犯した罪のバランスが悪いし。
「西遊記」とか、6Pにまとめるのはさすがにきつくて、「牛魔王を倒した猿の孫悟空は…」みたいな書き出しから始まるし。
全体的に、「ハア?」みたいな反応される。お父さんも久々に読んで「ハア?」って思ったよ。
かといってハッピーエンドにしろ!とかは別に思わないけど。
ほんのりダイジェスト版で、文章に重みが無いせいなのかな。まあそれなりに楽しんでる話もあるんだけど。