たのしい写真

ネットとかみてると、みんな写真大好きみたいで、「写真のとりかたTIPS」みたいな特集サイトって結構ありますね。でも、なんとなく、構図とか撮影技術面の話が多くて、これでみんないい写真とれるようになってんのかなー、って思うんだけどどうなんでしょう?
確かに、コンパクトカメラとかって誰でも撮影できる割に、ピントのあわせかたのコツとか、正しい使い方を意外と知られてないので、技術面の話はタメになる人も結構いるのかなー、ともおもうんだけど。
でも、プロを目指すならまだしも、素人としては、楽しくてしゃれた思い出にのこる写真がとれればそれでOKだよね。
そんなんで、俺なりの写真を撮るときにたまにやってることをいくつか書いてみます。ここに書いてあるのは、わりと嫌がられるけど、最終的にはいい思い出っぽい写真になってるとおもう。


■そっぽ向かせる。なにかをしてるところをとる。
記念写真みたいなのは、どうしてもカメラのほうを向いてポーズをとっちゃうので、あえてカメラ目線をさせないようにしましょう。あと、できれば「気をつけ」してるところじゃなくて、なんかしてるところをとったほうがいいです。ポーズをとるにしても、なんかおもしろいポーズをさせてみるとか。
あと人は、自分の正面の顔はよく知ってるけど、自分の後姿とか横顔ってあんまりしらないはず。そういうのを意識して撮ってあげるようにすると、印象に残る写真になるはず。

■顔を真ん中にもってくんな。
ピントを合わせる都合上なのか、広大な背景を一緒にいれたいからなのか、ついつい顔を真ん中に持ってきちゃいがち。コンパクトカメラのピント合わせるのって馴れればカンタンで顔が真ん中になくても合うはずなので、マニュアル読んでおぼえましょう。
あと背景が広大すぎる場合は、人に寄ったのと、背景をバッチリ入れたのと、2種類とりましょう。

■いっぱいとる。連続で何枚も。
プロのカメラマンは、1つの写真撮るのに、フィルムを何本も使ったりします。1回のシャッターでベストな写真なんて、プロでも簡単にはとれないって事です。素人だし、そこまでいかなくてもいいけど、デジカメ時代で、いくらでも撮影できる時代なんだから、メモリ惜しまずにばんばんとっちゃいましょう。
たとえば、「ハイチーズ」って予告しながらとる時も、チーズの後とかに、連続で何枚かとっちゃいましょう。チーズの瞬間ってみんな一生懸命顔を作ってるけど、その前後は、「なんで今撮るのよ!」って言って口が半開きだったりと、かなりナチュラルな顔なはず。絶対嫌がられるけど、その、ナチュラルな変顔が、のちのちいい味でてくるはず。

■写真を消すな。
とったひとに、「これでいい?」とかって確認させて、「顔変だから消して!」とか言われて消しちゃってる人を良く見ますけど、ぜーったい消さない事。あと、「ブレ」「赤目」「暗い」「白く飛んでる」とかも、ちゃんととっとく事。そういう写真のほうが臨場感があってあとあと楽しいから。
あと、デジカメでメモリーカード2Gなんて当然な時代なんだから、いちいちベスト写真だけ残るようにみみっちく写真を消しながら撮影するのはやめましょう。

■フラッシュは鬼門
フラッシュって難しくないですか?8割は顔がテカったりして難しくなるので、よーっぽど暗いところ以外ではOFFにしてたほうがいいと思います。最近のカメラは性能いいし、暗くても結構とれるし。

■接写大好き。
旅行の写真とかって、ついつい風景と、記念写真ばっかになりがちなので、ぜひ思い出の品々を接写でとってあげましょう。最近のコンパクトカメラの接写モードって結構性能いいです。接写のほうが被写体深度もあがって雰囲気いい写真がとれます。

■コンパクトカメラのXXモード
全部オートで黙々と撮ってる人もいますが、「夜間モード」とか「ネオンモード」とか色々入ってるデジカメだったら、ぜひ使ってみましょう。いまいちな機能も多いけど、結構使えることも多いです。


他にも色々あるけど、だいたいこんな感じでとってます。まぁともかくなによりも「たくさんとって、消すな」ってのが一番大きいです。皆さんは他にいいコツとかありますか?